不安感は皆が持っているもの

北海道、というか札幌市は新型コロナウイルスの厳戒態勢の模様を呈しています。

道内の観光地は一斉にお店を、駐車場を閉めています。

とても静かなGWです。

が、某河川敷でBBQだとか、市内から市外への観光移動等の報道もあります。

 

今、意識の部分で二分されているような気がします。

①札幌市内の感染状況は院内や養護施設のクラスターがメインだから自分たちは関係がないと思っている人。

②無症状の陽性者という前提で行動する人。

そしてこの意識の差は、一人一人の人生の結果として、今後大きく表れてくるように思います。

日本は海外のように完全ロックアウトではないのです。

GW期間中も三蜜を避け、ソーシャルディスタンスを保ちながら生活することが許されています。

だから、個々で時間を区切って屋外で運動をすることも、開いているお店に買い物にも自由に行くことができます。

工夫をすることができます。

一人一人の腕の見せ所ですよね。

そして、そこに一人一人の思いやりが込められたら・・・度を超す行動にはならないのではないでしょうか。

 

冷静に考えたら、今河川敷でBBQをするなど娯楽を楽しむこと、市外へ観光に行くことは最終的に自分で自分の首を絞めることになります。

感染者が落ち着かない限り、経済活動が止まるからです。

感染者が落ち着かない限り今のままです。いつまでもお休みだとしたら、企業がどうなるのかは理解できるでしょう。

夏のボーナス、それ以前に雇用の維持ができるかどうか・・・生活に直結しているということに気が付きますよね。

とにかく感染を抑えなければならない。

命の最前線で必死に戦っている医療従事者の皆さんの負担を減らそうと行動するGW。

感染リスクを背負いながら、私たちの生活維持のために働いてくださっている多くの方々に感謝をして過ごすGW。

長い人生の約一週間。

やむを得ない理由があるのならともかく、どうしてとどまることができる人が、自宅にとどまることができないのでしょう?

連休前にゴルフの計画を立てていた大人たちを見て、「めちゃくちゃカッコ悪い」と私はそう思っていました。

stayhome期間中、読書等をして自分を高める勉強をしていた人と、遊んでいた人(しかも周囲に迷惑をかける行為と捉えられる)の差が出てくるのは一目瞭然です。

GW明け、数か月後にじわーと差がついてくるでしょう。

 

見えない未来に不安を持つのは当たり前です。

誰しも不安なのです。

しかし、その不安を受け止め、今の自分の状況を冷静に分析できるかどうか。

不安な心の状態では、何をやってもうまくいかない・・・そう思う人もいるかと思います。

でも、そう思うのが当たり前なのです。

今の状況だと、あなたが思うように身心は動いてくれません。

だから一つ一つ行う。

stayhomeは身心を癒し、鋭気を養うとても良い機会です。

この自粛期間を活かすことができるか、どうか。

今一度問いかけてみるのも良いのではないでしょうか?